婚活以外

「関西弁=怖い」は誤り!関西弁の基本である”アホ”の5段活用をマスターしよう!!

オジサンです。

 

読者の方の中には「関西人と付き合うことになった」、あるいは「結婚を機に関西に引っ越すことになった」という人もいるかもしれません。

 

初めて関西(特に大阪)に住むことになった人が不安を覚えることがあります。

 

それは、関西弁です。(あるいは大阪弁)

 

・関西弁を話せないと輪に入れないのではないか

・関西弁で話している相手が怒っているのかどうか分からない

・関西弁のノリに付いていけるか不安

 

様々な不安があることでしょう。

 

そこで、関西在住歴18年間(0歳~18歳まで)のオジサンが関西弁をレクチャーします!

関西弁における”アホ”には様々な意味がある

関西で人と普通に接する生活をすると、1日に何度も「アホ」という言葉を聞くことになります。

関西弁初心者は、まず「アホ」という言葉を自由に扱えるようになりましょう。

それだけでも、関西人とかなり円滑にコミュニケーションが取れるようになりますよ(^^♪

 

ちなみに、国語辞典で「アホ(阿呆)」を引いてみると以下のような説明がありました↓

「愚かなこと。愚かな人。また、そのさま。人をののしるときにも用いる。」

 

この説明は、関西人からすると「んな、アホなっ!」って感じです・・・

”アホ”の5段活用をマスターしよう

関西で使われる「アホ」には大きく分けて5つの用途があります。

 

①怒りの「アホ」

②親しみの「アホ」

③尊敬の「アホ」

④強調語としての「アホ」

⑤ツッコミとしての「アホ」

 

順番に意味を見ていきましょう。

①怒りの「アホ」

これは国語辞典の説明に近い用法でして、相手に対して怒った時に使います。

 

しかし、関西の人は大人同士で「怒りのアホ」をほとんど使いません!

 

どちらかというと、大人が自分の小さい子供に対してよく使う用法ですね。

使用例は、子供がお茶をこぼした時に「何やってんのよもぅ~。アホ!」など。

 

親の口癖みたいなものですので、子供はアホと言われても大して気にしません。

 

一番の見分け方は「怒りのアホ」を使っている人の表情です。

怒っていたり、眉間にしわが寄っているような状態で言われると「怒りのアホ」になります。

語気も強くなります。

②親しみの「アホ」

大人同士では最も頻繁に使われる用法になります。

 

「親しみのアホ」については、以下のような意味があります。

・そそっかしいね~w

・お人好しだね~(^-^)

・正直者だね~♬

 

要は「そんなあなたが可愛らしくて好感が持てます」ということを表現しています。

使用例は「君、アホやね~」など、何にでも使われます。

 

関西では自慢するような人より、自分の失敗をオープンにするような振る舞いの人が好まれます。

関西人は自分の失敗を面白く話すことが得意なのです。

 

「親しみのアホ」の見分け方は、使っている人の表情が柔和であることです。

語気もとても穏やかになります。

③尊敬の「アホ」

人が尊敬される指標としては、「賢い」「容姿が優れている」「お金持ち」「運動が出来る」などが一般的でしょう。

学生時代でも、運動が出来る男の子はモテたりします。

 

しかし、関西では尊敬される指標として「賢い」や「容姿が優れている」に引けをとらないものがあります。

 

それは「面白い」人であること!

 

学生においても、関西では見た目がブ男でも面白い人はモテたりします。

女の子でも面白い子は友達が多くできますし、クラスの中心人物になります。

クジャクが羽の鮮やかさを競うがごとく、関西人は子供の頃から面白さで競い合うという過酷な環境で育っているのです。

 

ですので、関西では「面白い人」が圧倒的な尊敬対象とされておりまして、そういう人に対して「尊敬のアホ」を使います。

使用例は、「あんたアホやな~。将来吉本行きーや!」など。

 

見分け方は、感嘆の表情を伴って言われた場合。

 

あなたが「尊敬のアホ」を使われるキャラになれば、関西人の中でも上位クラスに入ったと言えるでしょう・・・

④強調語としての「アホ」

東京でも「馬鹿高い」という言葉がありますが、「強調語としてのアホ」もそれとほぼ同じ用法になります。

ただし、日常生活での使用頻度は関西の方が圧倒的に高いです。

 

使用例は、「(大盛りの食事を見て)そんなアホほど食えるかいな~」など。

 

これの見分け方は文脈から読み取ればよいので簡単です。

⑤ツッコミとしての「アホ」

最後は「ツッコミとしてのアホ」です。

 

関西人と一緒に過ごしていると、かなりの確率でボケてきます。

仕事中に同僚がボケることもありますし、商談中に取引先の人がボケたりします。

(※ちなみに”ボケる”とは、わざとアホのふりをして面白いことを言う振る舞いを指します)

 

使用例ですが、例えば友人とテトリスのゲームで対戦してる時に↓

 友人「あー、また負けたわ~。お前ズルいわ、俺の方だけ丸いブロック来たもん」

 自分「アホかっ!」

 

大原則として、関西人のボケに対して余計な深堀りをする必要はありません!

 

先ほどのテトリスの例で、「丸のブロックなど来るわけないでしょう?」などと諭してしまうと興ざめです。

関西人がボケたなと思ったら、「んなアホなことあるかいな~」などと返しておけば大丈夫です。

 

もっと便利なのは「なんでやねん!」です。

 

関西人がボケた時は「なんでやねん!」と返しおけば十中八九大丈夫です!(できれば身振りを付けながら)

 

「ツッコミとしてのアホ」の見分け方は、ボケの後に使われたかどうかになります。

後書き

いかがでしたでしょうか。

これであなたも安心して関西に住むことができるはずです。

 

怖いと誤解されがちですが、関西人は基本的に温かい人が多いです。

ぜひ「アホの5段活用」をマスターして、楽しい関西ライフを送って頂きたいです(^^♪

 

最後に1つだけ注意点を。

 

基本的に関西人は「アホ」と言われると喜びます。

しかし、上司とか目上の人に対しては使わない方が無難です。

 

気の知れた間柄であれば「先輩、アホですね~」などと敬語と組み合わせて使われることもあります。

しかし、少なくとも関西弁初心者の間は目上の人に対して使うことは避けましょう。

 

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